エクアドルにおける 有機カカオ革命
およそ20年前、アロマに乏しく、水と肥料を大量に必要とするハイブリッド品種の到来に直面し、KAOKAは老朽化したナショナル種のカカオの木を再生する独自のカカオプログラムを立ち上げました。
卓越した品質のカカオ「ナショナル種」の保護
この「カカオプログラム」により、収穫されるカカオ豆の品質は年々向上しています。KAOKA®ピュア・エクアドル・チョコレートは、より洗練され、幅広い風味を提供するようになりました。このアロマの豊かさは、ますます際立つフローラルなアロマとなって現れています。
生産者の収入の向上
このカカオプログラムには、生産性が高く丈夫なカカオを接ぎ木した苗木を育て植樹すること、老朽化した木への接ぎ木による再生などが含まれます。これにより収穫量が増え、KAOKAのパートナー生産者の収入も増加するのです。
236 ヘクタール
再生した農地
2020‐2022年
229 179本
接ぎ木して配布されたカカオの苗木
2020‐2022年
3 472 リットル
土壌を肥沃にするために配布された有効な微生物(堆肥)
2022年
エロイサ・ゲレーロ・ブラボ
エクアドル ブエナ・スエルテ協会 生産者
「KAOKAのおかげで、老朽化し生産性の低くなっていた私の農園を再生することができました。私たちにとっては接ぎ木された若いカカオの苗木を受け取ったことも大切なことなのですが、さらに素晴らしいことはKAOKA Foundationの技術者であるマリッサ・ザンブラノから学べたことです。田舎にいる私たちは無力で、サポートを得ることが難しい状況にあります。マリッサのアドバイスのおかげで、私は剪定、接ぎ木、そして残りの農地の再生方法を学びました。
カカオの木はまるで子供のようです。もし愛情を注がなければどうやって彼らは育ってゆけるというのでしょう」